Clockway

項の日記です。

んにょ

前記事でなんとなく不適切な表現あったかな? と思ったので補足をば。



私はフリントさん(リュカとクラウスのお父さん)あまり好きではありません。
突然愛する妻と長男を失って、とても悲しかったと思う。
同じ日に森に入ったのに、失った2人を助けることができなかったことがとてもつらかったんだ。
クラウスのことを生きていると信じて、3年間も探し続けたこともすごいことだと思う。


でも逆に、なんで3年間も探し続けたの。


ずーっとクラウスを探しに森に出ていて、全然家に帰らないって村人は言っていた。
現に第2章のダスター視点の物語では、夜中に、眠れなくてボニーの小屋のそばで佇んでいるリュカを見ることができます。


「あ、ダスターさん、こんばんは。なんか、眠れなくて」
最初このセリフ見たとき、「ビアンカかw(DQ5)」と言葉を受け止めただけでしたが、本当の問題は、夜中にまだ小さな子供が「眠れない」と言って犬小屋のそばで佇んでいるという状況にある。


普通の子供はまず、夜に外に出ること自体怖いはず。
でもリュカはきっと、夜に、家の中にいることが怖かったんだ。
だって、だれもいないから。


フリントさんはなんでリュカのそばにもっといてあげなかったの?
なんで3年間もずっとクラウスに固執していたの?
亡くなってしまった人を忘れないことは大切。
いなくなってしまったことを生きていると信じることは大切。
でも、じゃあ、無事だった人間はどうでもいいの?
リュカのことはどうでもよかったの?


って思っちゃうんだよなー、フリントさんに対しては。
不器用な人で、リュカとうまく接せなかったんだろうなとは思う。
いつまでもあの日のことを思い出してべそかいてるリュカを見かねての、クラウス探しだったのだと思う。
うまい言葉も慰め方も思いつかなかったんだろうね。


でも養育者としてはやっぱり間違ってたよ。
一緒にいてあげなくちゃいけなかった。
もしくは、家を空けるなら、アレックさんちにリュカを預けるとかさ。
余裕がなかったなんて言い訳は通用しない。
あなたは父親なのでしょう?


そんなこんなでリュカのフリントのシングルファザー時の教育をネグレクトと評させていただきましたが言い過ぎたようなそうでないような。
まー、理想論ばかりがまかり通るわけないんだけどね。
こういう生育過程を経てリュカはヤンデレになっただろうと言いたいわけです。


ああ、今朝食べたタラコトーストの味がまだ脳裏に再現可能。