Clockway

項の日記です。

寄生獣

昨日はゼミの新歓でしたん(*^^*)

19時にお店集合で、授業が12時に終わったため、7時間暇に。
昼御飯を食べて13時、レポートを作成して14時。まだ、5時間ある。どうしよう、暇だ。
そうだ、美術部でまだ読んでなかった漫画を読もう。

ってことで、寄生獣を読んできました(・ω・)/
だいぶ昔から部室にある漫画で、大学1年んときに1巻だけ読んだんだけど、あまりのぐろさに読めねえ(^^)ってなってたのです。
しかし、同級生が「あのまんが面白かったよ」と言っていたり、ニコニコに上がってるMADを参照するに、最後までちゃんと読めば、感動する作品らしい。読んでみたい…!
ってことで、幽霊部員、久しぶりに部室に行きました。

ある日、主人公の右手に、蛇みたいな生物が寄生した。彼らは、「寄生した種を滅ぼせ」という命令を受け取った生き物だった。同じように、ほかに、脳を乗っ取られた人類(のかたちをした寄生虫)による、ミンチ肉殺人事件が発生しはじめた。とかなんとかいう話。

スケールは、大きいようで小さくて、やっぱり大きい。
寄生虫の目的は殺戮と補食だけれど、殲滅ではない。だから、人類存続の危機だ!ってお話しではない。
主人公は、家族と友達と恋人を助けたかったがために戦った。地球を救いたかったわけではない。
でも、人間と地球のお話で。

いい教訓のお話なんだけど、補食シーンとか惨殺死体がとてもぐろいので、読んでよかったと読まなきゃよかったの気持ちがプラマイゼロでした/(^^)\ぐろにがて

塾の教え子の家は山のなかです。
夜には鹿が鳴きます。
「鹿がいすぎて、免許を取ったひとはかならず一度は鹿を轢くんだって」
「なんじゃそりゃ」
「免許取ったら轢く、嫁いだら轢く」
「鉄道社員になると、一度は人を轢くのと同じだね」
「そんな法則あるの?」
「うん、入社から定年までのいつか」
「若いうちに轢くと立ち直れないね」
「定年間近も『俺を差し置いて若いやつがなにしてるんだ』ってやるせないかもよ」
「でも、鹿と人とは全然違うよ」
「そうかなあ」
「罪悪感が」

いえいえ、ひとつのいのちという重さは同じです。
少し乱暴な口調で、そう語りかける物語でした。

鹿の方は、向こうもこっちも死ぬ気も轢く気もない。
人の方は、向こうは死ぬ気だがこっちは轢く気はない。

そういう意味では、鹿の方が可哀想だ。

進撃の巨人もこういうオチなのではと思わされました。

MAD
【【MAD】寄生獣【ネタバレあり】】 http://nico.ms/sm20948140 #nicoauplayer