Clockway

項の日記です。

進撃の

巨人の1話をニコニコでみましたん。
なかなかに考察のし甲斐があるアニメね(・ω・)

ぽいっと出た疑問符
1,巨人とはなんなのか?
2,誰が壁を作ったのか?
3,100年音沙汰無しでなぜいまになって進撃してきたのか?
4,なぜ踊り食いなのか?
5,で、どーやって終わるの?

こんなとこでした。

1,巨人とはなんなのか?
→「人」と付くあたり人間であることは確実ですね。怪物、ではない。

巨人の正体の仮定としてあげられそうなのは、
・突然変異した人類
・他の惑星からやってきた人類
・謎の組織が造り出した新人類
という巨人新人類説と、
・もともとの人類で、壁の中の人類こそが、造り出された新人類
という巨人人類説、
・人類以外の存在(腐敗した神など)
という巨人異人説、以上の3つ。

従来の異邦人ファンタジーとかですと、巨人新人類説が濃厚なんだろなーと思います。が、私は、巨人たちが正しい人類で、壁の中の人類が新人類(ナウシカ的な造り出されたとか、異星人とか、突然変異で小人化したとか)であって、巨人たちは自分の世界を守るために害虫を駆除しようとしてるだけなのだーって話であると、面白いなあと思います。
神様であっても面白いよね。自分達を慕わなくなった人類に制裁を(ニッコリ)って。

2,誰が壁を作ったのか?
→1で、巨人が在来人類、壁の中の人類が新人類とすると、巨人が作ったんじゃないかなーと思ってます。
てかあんなどでかい壁、どうやって壁の中の人類が作るねん…。
あとopにも「囚われた屈辱」ってありますし、新人類は逃げ場を探してここで生き延びているわけではなく、巨人たちによってここに集められて生かされているんじゃないかなあ。
壁の中でおとなしくしていてくれ、って巨人たちが壁を作る→新人類が壁の中で町を作り繁栄させる→新人類が外に出たくなって通用口とか勝手に作って外に出てくる→巨人たち、キレる→一回痛い目遭わせたろか←イマココ!

3,100年音沙汰無しでなぜいまになって進撃してきたのか?
→階段の掃除するときにさ、毎日掃除されててホコリがあまり溜まっていない階段を掃いたあとと、1カ月以上掃除されていなくてホコリだらけの階段を掃いたあと、どっちがスッキリする?ってことじゃないでしょうか。

4,なぜ踊り食いなのか?
→1話のラストシーンはきつかったっす(^∀^)
しかし、自分が巨人だと仮定してみ?
10cm足らずの動物を、生きたまま、がぶり、できますか?
俺らも鶏や牛、豚食うだろってコメントで流れていたけども、生きたまま、がぶり、しますか?
特に鶏。羽毛ジャマじゃね?ばっちくね?
んだから、巨人が人間を、髪の毛むしらず服も剥がず生きたままがぶりする感覚がものすごーく理解できない。
ツイッターでフォロワーさんが「巨人は捕食ではなく殺戮のために人を食うという設定」と言っていたから、味のうまいまずいは問題ないは置いとくとしても、衛生面と不快な食感は問題視すべきじゃないっすかね?
まあ、それよか人類の絶望する姿と殺戮が楽しいのかもしれないけど…。

5,で、どーやって終わるの?
→(主人公たちの)勝利・敗北・引き分け(関係性の継続)・和解・移住
このへん?
んー、でも、引き分けと敗北はほぼ同義だろうな。奴ら、自分達が勝利したとしても、「また生かし続けて、100年後もいっかい楽しもーっと☆」ってやりそうだし。
考察する限り望み薄だけども、読者の納得する形で、なんとか壁の中の人類に勝利してほしいなー(´∀`)

いま図書館で借りた「虫と文明」という本を読んでいます。
そのなかの、とある昆虫学者のエピソードを引用します。

聞いた話だが、世界的な蟻の権威がとある女性から台所に蟻が出て困ると相談されたとき、いったいどうしたらいいでしょう、と聞かれてこう答えたそうだー「足を下ろすときは慎重に」。こんなに蟻の立場に寄り添ったアドバイスをする人間は、そうはいないだろう。たいていの人は家の中に蟻を見つけると、駆除業者を呼ぶか、もっと手軽でしかもあまり大々的に殺虫剤をまかなくて済むように、市販の蟻駆除剤を要所要所に仕掛けたりするのがせいぜいだ。ギルバート・ワルドバウアー「虫と文明」築地書館 p33

進撃の巨人を見ながら、このエピソードを何度も思い出しました。この戦いは人類対人類ではない、虫対人類、だ。と。原作全く読んでないんで完全脳内妄想ですけんどね!(´∀`)良い考察作品です。