Clockway

項の日記です。

脳内設定その2

思い付いたもの。

物置に闇の世界がある理由
前述の、闇の世界はクリスの創作世界の仮説をもととしたうえで考える。クリスとアズリエルの部屋はクリス側がとても簡素。クリスは断捨離が趣味(何がきっかけかは知らないが)で自分の過去のものを一切捨てた時期があったのでは。おそらくハロウィンのツノ事件後のどこかで、モンスターとニンゲンが違う存在であると打ちのめされてから。どんどん物を捨てるクリス。そのごみの中から、捨てられない思い出がこもっているものとアズリエルが判断したものが物置のなかにあるのではないかな。
「わすれないで」は、クリスがアズリエルに対して、「大学にいってしまっておにいちゃんはどんどん変わっていく、私を置いていってしまう、遠くへ行ってしまう。私はここにいるのに」という思いを表したものだと思っていたが、アズリエルがクリスに対して「クリスが僕との記憶をどんどん過去のものにしていく。捨てていく。存在しなかったものにしていく。僕にとってはすべてが大切な世界なのに」という思いを表したものなのかなーとも思った。
脳内設定だよ。

あとスージィさんが闇世界で「ここでは何を食べても食べた気がしねぇ」って言ってたね。闇世界では一体何を食べてたんだろうね。絵かな? 絵に描いた餅?

あと宗教について。
私が障害好きなので障害絡みで。
障害と宗教には昔からの強いつながりがあって、「信仰が深ければその障害は奇跡の力で回復する」という信条が存在する。もちろん現代医学の発展したいまでは、治療方法がないから障害と名乗るのだと定義されているが、不治の病、その他その当時の知識では判別し得ない状態を治療するのは、宗教のみと言われた時代があった。
モンスターには思春期ってあるのかな? あるのかもしれないけど、ないと仮定して、もし思春期というものを知らなければ、クリスが成長過程で急に口数が少なくなったり、反抗することが増えたり、家族と一緒にいることを拒んだりし始めたら、異常だと思うのではないかしら。悪魔がついたと思うのではないかしら。
クリス一家が教会に近しいのは、ニンゲンならではの精神状態および身体状態を「異常」と判断され、それを奇跡の力によって治療するべく通い続けているのではないかしら。
とか、そんなことを思った。